(長野県/自称妖怪オタクの稲光淳子)
私の趣味を話すと、多くの方はドン引きしてしまうのですが、まぁハッキリと行ってしまうと怪談なんです。稲○Jのさんなんか、私にとっては神様のような存在で、本物の父親と先生の二人が溺れていたら、恐らくJ先生を助けます。
そのくらいなんです。でも、おかげで懐具合が厳しい、厳しい…。夏のツアーはもちろんですが、さまざまなグッズを買いあさってしまって、消費者金融を使ってしまったほどです。そのころは、アルバイトも出来ませんでしたから、とにかく借りまくって一夏全公演を制覇したんです。バカですよね。
そういった過去があったことから、私は気がついたらブラックとなっていたのです。その返済を借入金で返すという自転車操業をしていて、ついに底をつきます。当然、普通にどこの消費者金融で審査を申し込んでも審査落ち。終った、という感じです。怪談よりこっちの方が怖い話です。
夢で、自分がプロミスに泣きながら土下座して審査を受けているところを見て、さすがにやばいな…って、思ったのです。それから、とにかく何でもいいから正社員を見つけてバイト生活に終止符を打ったんです。でも、それでも、審査には落ちるんですよ。これは、本当にリアルな厳しさ。
幽霊なんか、何にも怖くなくなりました。もし、命の危険があるけれど審査に通過できるという心霊スポットがあったら、半裸でも行くと思っていたぐらいですから。結局、辿り着いたのがブラックOKという謳い文句の消費者金融。絶対に、こういったところを利用したらおしまいだ!と、思っていたのですが、摩訶不思議。なんと、金利も大手消費者金融と変わらずに話も聞いてくれてしっかりと審査に落ちなかったのです!怪談好きもほどほどに、本当に怖いのは信用情報機関です!