大手消費者金融、または優良街金で借入をしようと思っている方に覚えておいてほしいことがあります。それが、年利です。どの業者でも必ず年利というものがあります。消費者金融にとってみては、貸出すお金は商品です。
当然ですが、50万円を貸して36ヶ月かけて分割で返済していた場合、金利がかからなかったら、消費者金融は儲けが1円も出ませんので商売になりません。そのために、年利といった融資額に対して利息を設けているのです。
実は、キャッシングをする側、借手はこの年利を理解しておかなければ異様な迄に無駄なお金をかけることとなります。ぜひ、ここで学んでいってください。
●簡単な年利計算方法
今、貸金法では50万円以下の年利の最高は18.0%とされています。恐らく、殆どの方がこの18.0%での借入となると思うので、この値で計算してみましょう。
借入額×0.18で出た値が、年利となりますので、もし10万円の借入がずっと残っている場合は一年で支払う利息は18000円の計算となります。では、10万円程度であれば一ヶ月で完済できる!という場合はどうでしょうか。
計算としては、10万円に0.18、そして月計算は30日で計算されるのでこれをかけます。すると、1479円の利息となりますので、10万円を一ヶ月で完済するとなると101479円の返済額となるのです。
●元金に合わせて利息が変わる
当然、月々ちゃんと返済していれば元本は減少していきますよね。その度に計算していたら、訳が分からないという方におすすめな計算式があります。
それが、残っている残高に年利をかけて、それを12ヶ月で割るという計算です。20万円残高が残っており、年利が18.0%であれば、20万円×18%÷12となります。
面倒ですが、キャシング前にはしっかりと年利を計算して、計画的な借入を怒ってくださいね。